富士見ファンタジア文庫 大伝説の勇者の伝説〈８〉壊れた魔術師の未来

鏡 貴也【著】

富士見書房（2010/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 314p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829135303
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ライナが「好き」だと言った。初めはその意味がわからなかった。万年眠そうでやる気のないライナ・リュートが、好きだと言って。それにフェリスは戸惑う。「…私のことが好き、だと？」ローランドから遠く離れ、ずっと二人で旅を続けてきた。悪夢のような戦場で、泣きそうな顔をして笑うこの馬鹿をいつも見ていた。―だから私は、こいつを守ると決めている。こいつは放っておけばすぐに傷ついて、一人で思い悩むような馬鹿なのだ。だからこそいま、約束しよう。世界がどんなに変わり、なにもかもがだめになったとしても、私は―。残酷過ぎる未来の扉が開く、ファンタジー・イノヴェーション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YO-HEY＠紅蓮ロデオ]

ヒロインなライナ。よくさらわれる。

2016/04/26

[愕天王]

誰が敵で誰が味方か。信じれるのは誰なのか。２転３転で良い感じに混沌としてきましたｗ ティーアも親父さんも、皆ライナを想って戦ってるんですよね。 そこにすれ違いが起きるのは何故なのか。 未来視の持ち主も良い人っぽいし、ホントに敵がわからない。 今巻は久しぶりにマッタリしたライナとフェリスを見れた気がします。 やる気を出したライナや動き出す蒼の公主など、今後の展開も気になる気になる。 この世の運命を操っているのは誰なのか。次巻早くよみてーです。

2010/06/27

[まろにえ]

【再読】扉絵の罠が酷い……完全に恋愛問題に決着がついたのかと思ったわ。リューラパパ良い仕事をするね。告白にあたふたするフェリスが可愛い。そんなフェリスにいざとなったらライナの為に死ねと告げるリューラは狂いっぷりが絶妙。ライナを信じているから自分が死ぬ事態にならないと言いつつも、その時が来たらフェリスは躊躇わずに命を捨てそうで恐ろしい。一方キファはキファで相変わらずに良妻っぷりで、レファルやトアレが惚れるのも納得。個人的にはキファも応援したいところ。命を懸けて交渉をするヴォイス……やっぱり好きだわ～

2016/09/23

[日向]

★★★★☆

2016/09/17

[雪見だいふく]

結構たまってきたので何年かぶりに崩しにかかってるけど前巻までの内容をほとんど覚えてないな　とりあえずそれでもなんとかなったなぁ

2015/10/21