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内容説明
好きな子がいたはずなのに、それを忘れてしまった。「…だから俺は、壊れたのかな」暗闇の中で、そう、“鉄大兎”は呟く。“軍”による実験の結果、暴走する大兎。彼は黒いウサギの囁くまま、“預言”実現のために、破壊を撒き散らしていく…。一方、月光やヒメアたちは、大兎を救うべく、ついに“軍”の内部に深く関わることになる。大兎、ヒメア、遙、月光―複雑に絡み合うそれぞれの運命と願い、そして呪われた真実。それでも誰もが、希望を諦めきれない学園リバース・ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
METHIE
9
このバカップルが!2014/06/27
Shiho
9
一気読み。結局大兎の気持ちが分からないけど・・・・最後どこにたどり着くのか予想がつかないけど・・・・・楽しみかなぁ(*´˘`*)♡2014/01/27
メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
6
今巻ではこの作品のタイトルに繋がるターニングポイント的な巻でしたが、後半に向けての巻としては非常に良かったと思います。この巻からヒメアが段々と心を開いていく過程が見えるのもいいと思います。単巻を通してもかなり良かったと思います。2013/12/22
KUWAGATA
5
ストーリー展開やキャラの造形は悪くないのですが、いかんせん、なんでもありすぎる。15分で6回死ねるとか、瀕死の重傷を負っても3時間で治るとか、魔法も制約なさすぎでなんでも出来てしまう。そんなだから、どんなシビアなシーンでもちっとも緊迫感が得られない。やはりほどほどの足枷はストーリーに緊張を与え、構成を締まったものにするのに必要なのだと、このシリーズを読むたびに思わされます。いやほんと、面白いのは面白いんですけどね。しかしそれにしても、「ガキ」っていう表現はなんとかならないものだろうか…。2013/10/22
きら
4
大兎の暴走にそれぞれの思惑。置いてきぼり的な月光くんからすれば、面白くないだろうなぁ…うん。本当の気持ちに手に入れた力、これからのことや預言の分岐…一気に加速してきた世界は面白いなぁ。泉の腫瘍が意味深過ぎて凄く気になる。2012/02/05