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内容説明
一条天馬は、混乱していた。すべてはちびっこ魔女・コレットが、十貴子にかけた魔法『十貴子を(記憶だけ)子供に戻す魔法』のせいだった。十貴子は妙に素直で、なぜか天馬にべったり。十貴子をドレイにしようと、藤宮家に乗り込んできたコレットは当然面白くないわけで、怒りの矛先を天馬に向けてくる。今日も無邪気に抱きついてきたり、お風呂に一緒に入ろうとしてきたりする十貴子に、天馬の理性は限界スレスレ。たぁーすけてぇー山田さぁーん!ヘルプミー!出口が見えない学園ハード・ラブコメディー、ますます迷宮。
著者等紹介
鈴木大輔[スズキダイスケ]
『ご愁傷さま二ノ宮くん』で第16回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
6
コレットに藤宮が負け精神が子供に戻るお話 関西弁の藤宮さん可愛いですねなんやかんやあってややこしい結局の所アンドロメダ行くの無理じゃねどうなるか面白かったです。2020/06/07
KUWAGATA
3
口だけだったら誰でもできる。アンドロメダに行くために必要なことを正しく理解すれば自ずから不可能であることに気づくはず。せめて火星くらいにしておけばよかったのに。高校生にもなって、それはないだろう。急にそのことを蒸し返してきて、ちょっとガッカリ。2014/07/17
ひかど
1
十貴子がかわいいのですが、それ以外の要素でストレスがたまるような事があるのが困る。好きだから自分の事を見て欲しいのは分かるのだが、もう少しマイルドにならなかったなのかなと思いました。今まで石井は負けて何もされなかったのに、いざ自分が勝ったら相手を従わせる魔法を使うのは流石に酷いと思った。2010/11/02
T-山岡
1
コレットや沢木といった搦手にスポットを当てつつストーリーを進ませた感じ。ラストで新キャラの名前だけ登場させるというのは見え透いた手ではあるけど、今回は沢木という新勢力の参入もあるため、既存キャラとどう関わらせていくかは大いに気にかかる。しかし、主要キャラ達が互いに生命力を依存しているという構図は、何気に前作の『ご愁傷様二ノ宮君』シリーズと一緒だったりするのね。2010/05/02
永山祐介
1
沢木君暗躍す、の巻。アンドロメダを本気で目指す話になることを期待しています。2010/04/24