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内容説明
「神凪さんに、遂に恋人ができたとの噂を聞いたのですが―これは事実なのでしょうかっ!?」聖陵学園のパパラッチ楢橋悠香が、今回目をつけたのは学園一の美少女にして、難攻不落の鉄の処女と謳われるほどのガードの堅さを誇る神凪綾乃。その決定的瞬間を撮影しようと、悠香は綾乃の周りに頻繁に姿を現す、八神和麻を無謀にも隠し撮りしようとするが…。リリカルでファンタジーでちょっとだけヴァイオレンスな綾乃の日常を描く、エレメントアクション短編集。これが最後の「風の聖痕」。遺稿、長編第7巻の書き出し分を収録。
著者等紹介
山門敬弘[ヤマトタカヒロ]
第13回ファンタジア長篇小説大賞「風に祈りを…」で準入選を受賞。同書を改稿、改題した「風の聖痕」にてデビュー。2009年7月20日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカユキ
3
山本敬弘先生、素晴らしい作品をありがとうございました。どうぞごゆっくりお休みください。2010/03/30
如月
2
遺稿が「、」で終わってるのを読んでただ、ただ涙です。素敵な物語を有り難う。7年間お疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。2010/08/13
真林
1
事実上の最終巻。最近このシリーズを読み始めたばかりだったので当時の関係者各位や読者の悲嘆は想像しうるのみですが、冥福を祈るばかりです。掲載された未完の七巻冒頭からは作者が続編を出したかったのだという想いがひしひしと伝わってきました。短編の方も捨て置けるものではなく、「炎の喚び声」はラブコメの介在しない非業の物語として、これまでで一番の出来だったのではと思えるほどでした。2014/10/20
猫殿宰相
1
残念の一言に尽きる。2014/05/12
彩雲
1
冷静に一般人視点で見ると、和麻も綾乃も結構外道なんだけど、それが気にならないくらい魅力的な二人でした。二人のイチャラブも読みたかったなぁ。。もう続きが読めないのか。。残念です。ご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。2010/06/26