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内容説明
妹が生まれたという。フェリスと名づけられた妹が。その妹を見て、父が言う。「これが未来のおまえの妻になる可能性がある女だ」代々、ローランド帝国王を守護する大貴族エリス家。そのエリス家を覆う闇と狂気の中で、ルシルは惑う。いままで人の笑顔など目にしたことがなかったのに、妹が、笑うから。その笑顔を守ろうと誓う彼の前に、さらなる狂気が襲いかかる。それはライナが生まれた理由。それはルシルが生まれた理由。ついにすべての真相が解き明かされ始める、伝勇伝サーガ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YO-HEY@紅蓮ロデオ
4
ルシルの変貌の裏にも関わるライナパパ。ガスターク2まで及ぶかは解らないけど、この話の裏で糸引いてるのは、ライナパパ。2016/04/12
まゆなめこ@
4
この兄妹が悲しすぎる。近親相姦の家系だから、いろいろややこいのです。
Y
3
革命起きている部分しかもうほとんど読んでないっす…お兄ちゃんは本当はルシルという名前ではなかったんだね… やっぱリューラが全ての黒幕なのかな…2025/06/28
ちるる
2
ルシルの過去編。ルシルがフェリスへの愛のために身を投げ出す話。正直、ルシルの妹ラブにはおぞましい欲望が伴ってるのかと邪推していたところがあるので、もっと純粋な思いだとわかってホッとしました。2011/10/22
セディ
1
エリス家がとんでもなく歪んでいるけれどもルシルがフェリスをとても大事に思っていることが伝わってくる。ルシルになった理由もこれでわかる。死んでいるとはいえほかにもたくさん兄弟がいたとは・・・そのころからリューラが絡んでいたのね。2012/10/03