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内容説明
「今日から私はあなたの犬です。どうぞよろしくこんちくしょう」目の前にいる美少女は怒ったようにのたまった。ある日ドジって呆気なく死んだ高校生・一条天馬は、学校の後輩で学園のアイドル・藤宮十貴子に助けられ蘇った。十貴子は魔法使いで、その魔法で消えかけた天馬の命を救い、その為ふたりは「離れられない関係」となったらしい。全然事態が理解できない天馬。そんな彼の意志をまったく無視し、ラブ度ゼロの奇妙な同居生活は幕を開けるのだったが…。無気力ダメ少年と、“世界一の魔法使い”を目指す素直じゃない難儀な美少女のヴィヴィッドでピカレスクなラブコメディー開幕。
著者等紹介
鈴木大輔[スズキダイスケ]
『ご愁傷さま二ノ宮くん』で第16回ファンタジア長編小説大賞佳作を受賞。同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
5
瀕死の重体を負う少年が魔法使いの少女に助けられて始まるお話 内容は良かったが現在の親友くんの存在が謎になった誰なんだい面白かったです。2020/06/04
KUWAGATA
4
最良の暇つぶし要員。それ以上でもそれ以下でもなし。三日経ったら忘れる系の内容なので、細かいツッコミはするだけ野暮というものだろう。ただ、主人公が、設定された性格の割にはやけに沸点が低いのは少々気になった。2014/06/29
SaY
2
この人の小説は当たり外れがでかいと言うか、ブレ幅がすごいと言うか。 とりあえず僕は楽しめなかった。 ★22016/10/29
登良
2
読んで苦痛。主人公を好きになれない私は頭を抱えながら読み進めていました。当時の鈴木先生は未熟だなと判った。2014/07/15
有海2000
1
アホを救うために使った魔法のせいで二人が陥った状況の深刻さ、その伏線とすら呼べないような見え見えの答えに当事者のアホだけが気づかない。そんなアホに付き合わされる読者としては非常にストレスの溜まる展開。オチが良ければどれほどか救われたのですが、たいしたオチもなく、正直苦痛でした。2015/10/16