富士見ファンタジア文庫 神聖のレジスタ〈４〉神々の黄昏

北山 大詩【著】

富士見書房（2009/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 317p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829134115
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「いたぞっ！！こっちだっ！！」殺気立った警官の怒声が、廃墟と化した路地裏に響き渡る。汐月誠人と妹の棗は、追われていた。それは南関東教区の大司聖に就任した伊澤将馬が、教皇暗殺の犯人としてＬＣＡＴに濡れ衣を着せたからであった！一週間、不眠不休の逃亡生活を続ける二人。（…だけど、いつまでもつかな…）一方、そんな二人をよそに聖石の秘密を握った伊澤が、教皇に取って代わろうと動き出す！壊滅状態のＬＣＡＴとともに誠人たちは、強大な権力を握る伊澤に立ち向かえるのか！？シリーズいよいよクライマックス。

著者等紹介

北山大詩［キタヤマダイシ］
第５回富士見ヤングミステリー大賞奨励賞を受賞。福井県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みどり]

ということで、家事も昼寝もせずに完結。４冊~５冊でこの程度の展開で完結する本は大好きだ。 ってかこの時代なんでもありなラノベ、ラノベのテーマを絞らず一気に突っ込んだ感じなのに、しつこくなくてよかった。

2017/07/25

[しゅう]

読了。やはり最後の展開が何となく駆け足っぽく感じるが、あとがきに因れば、最初はもっと長かったそうだから、そちらの展開も気になるところ。ただ、やはり大筋は大して変わらないと思う。なんせ、神様の正体なんて、結局はあれぐらいしか出てこないもんだし。

2014/04/25

[立花真幸]

★★★☆

[影実ラノベ]

一応完結したが、どうも打ち切り作品としか思えない。一気に伏線を回収して、まとめることはまとめたが少々強引。もう少し続けられれば世界観にも説得力が出てきたのではないか。あと必死にシリアスをやろうとしているのだろうけど薄っぺらく感じられてちょっとげんなり。味方勢がみんな生き残るというのは正直ない。

2009/12/11

[すのこ]

（完）すのこ指数：７０

2009/07/05