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内容説明
「あのー、ビスマルク隊長」「なんだ」「…本当にここ、騎士団なんですか?どうして俺には、いや、この隊のみんなには剣が支給されてないんですか!?」俺、剣バカのミロクはバイトをクビになって困ってたところ、ジルサニア王国騎士団にもぐりこむことに成功!式典で見かけたジェルメーヌ姫の美しさに衝撃を受けたまま、「赤目隊」に入ることに。ウサギの隊長ビスマルクや同僚の豪快アーニィ、不思議ちゃんフェリサといった変なヤツラにしごかれるうち、ジェルメーヌは超ガサツな少女ジュジュと知ってガックリ、帯剣はダメと言われ大憤慨。さらに国外へパシリを命じられた俺はブチ切れて―。
著者等紹介
田口仙年堂[タグチセンネンドウ]
第5回えんため大賞受賞作『吉永さん家のガーゴイル』(ファミ通文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
5
【積み消化】良くも悪くもベタで王道。嫌いではないけど、魔王城に比べると微妙にも感じてしまう。2014/07/18
くもり
4
普通にライトなファンタジー。序盤はなかなか感情移入できずに読み進まなかったけど、ミロクに踏ん切りがついてからは面白かった。個性的なメンバーも揃っているので、キャラの掘り下げが楽しみ。2018/05/28
KEI
3
購入。イマイチ。戦闘場面でのセリフに緊迫感が感じられず、釣られて地の文も乗り切れていない感じがした。それにしてもファンタジアは最初から強いが心は未熟なキャラがお好みなこって。次巻は一応買おうかな。2010/02/04
あさい
2
どこもかしこも仕事やめ続きのミロクが新たな就職先に選んだのは騎士団。しかし、配属されたのは王女様の使いっ走り部隊。しかもその部隊は剣を持たせてもらえない。剣で生きてた少年が剣を取り上げられてさあどうなるか、みたいな話。なんとなくドラゴン料理あたりで彼の出自が察せたのだけれども、今後どうなるのか。読んでて引っかかる部分もなくするする読めました。人参にて戦う騎士っていうのは面白いんだけれども、今後は姫から剣が引っ張り出せるから普通に剣で戦う騎士になってしまうのかな。2015/10/18
よむよ
2
仙年堂さんの作品「吉永さん家のガーゴイル」が好きだったので、物は試しと本作も購入。なるほど。仙年堂さんらしいよい喜劇だ。戦争、戦闘の表現などは正直チープだと感じたけど、まぁ、喜劇を描く分にはこれで十分。久々に楽しくラノベを読めた気がする。2013/06/02