富士見ファンタジア文庫<br> 蒼穹のカルマ〈1〉

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富士見ファンタジア文庫
蒼穹のカルマ〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829133729
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

蒼穹園上空、高度二千メートル。抜けるような青さ、絨毯のように敷き詰められた層積雲が広がる空に突如現れた不純物―空獣。その不純物を駆逐し、飛空するひとつの騎影。長い漆黒の髪を踊らせ、空を舞う鎧を身にまとい、空獣の血で空を彩る騎士・鷹崎駆真。「任務完了だ」落ち着き払った声を発し、いかなるときにも狼狽えることのない彼女の鉄仮面。ある日、彼女に空獣警戒の緊急任務が言い渡される。蒼穹園の空を護る彼女の返答はもちろん…、即座に拒否!?えっ、ええ!!その日、駆真には任務よりも大事なことがあった!!第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作、暴走し、駆ける。

著者等紹介

橘公司[タチバナコウシ]
東京都在住。第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作である『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

35
大地に嫌われし生物“空獣”が猛威を振るう中、天駆機関を自在に操り空獣を狩る騎士・鷹崎駆真。その圧倒的な戦力と一切笑わない美貌で注目を集める彼女だったが、彼女には一つだけ愛するものがあり…。「デート」の橘さんのデビュー作。デビュー作から橘さんらしい爽快感ある熱い戦闘の中にある笑わせてくれる面白さが入ってて、気持ちよく楽しく読めるね。本作の主人公はヒロインの鷹崎駆真で普段は鉄仮面の如く感情を表さないけど、姪の在紗に対しては熱烈な感情を表にするという美少女で、シンプルな対比的な性格がギャグ的な面白さと戦闘時の→2015/12/12

ケーイチ

25
ものっそい面白かった。ギャグとシリアスとバトルと姪。絶妙な混ぜ加減で美味しい逸品が出来上がりました。タチハナコウシはすごいな、ホント。カルマのファンになっちゃったよ。姪の授業参観に行きたいから魔王に挑んで魔人従えて神に挑んで、最終的に神になっちゃって。でも授業参観で姪とダンスが踊れなければ何の意味もない!いいね、極端な思考万歳。爽快でした。心が晴れ晴れするわ、こういう作品は。落ち込んだら、是非読み返したい逸品。もう最終巻まで買っちゃおうかな。2012/12/09

KUWAGATA

21
デート・ア・ライブからの遡りですが、正直イマイチな感想。個人的に、カルマとアリサが共に、今ひとつ好きになれなかったのが原因かと思います。内容も、あるようなないような…。2巻ありきで書かれたようで、大まかな登場人物の紹介だけで終わったような印象も受けます。デート…があまりにも面白かったので、まとめ買いをしたので、とりあえずは読み進めますが、展開次第では途中で手放すかもしれません。あと、作品とは無関係ですが、こういう奇をてらったというか、「僕って変人だからさー」みたいなのを前面に押し出すあとがきはキライです。2012/10/10

雨ヨ@感想後まわし;

17
こーれは確かに作者がいってたようにごった煮っていう表現が似合うなwしかし主人公の姪至上主義っぷりがすごくてもうww展開があらゆる方向にめくるめく走っていって最後無事着地したのはうまい。駆真姉さん…。ずっとそのままでいてねwあとお兄さんってどんな人だったんだろう。2011/03/24

kou

16
あとがきで作者自身もいってるように、色々なものがごった煮になった作品。ラノベでよくあるパターンだけど、筆力のおかげかなかなか読ませてくれる。話に脈絡がないのは、ややマイナスかな。とは言え、準入選というだけあってなかなか楽しめた。冒頭の緊張感のある戦闘シーンと、本編の馬鹿まるだしな内容との乖離が激しいので、これから読もうという人は、注意したほうが良いかもしれない。2012/12/16

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