富士見ファンタジア文庫 Ｈ＋Ｐ〈２〉―ひめぱら

風見 周【著】

富士見書房（2008/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 270p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829133613
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

頬を桃色に染め、涙に潤んだ瞳で、第二王女・レイシアは神来恭太郎を見つめ懇願してきた。「お、お願いです…。見ないでくださいませ、恭太郎さま…」“トレクワーズ王国”に、なぜだか召喚された高校二年生の神来恭太郎。彼の使命は、五人の美しいお姫さまたちを相手に“お世継ぎ”を作ること。つまり、それって○○○することだったが…。そんなカタブツ侍少年・恭太郎は、美姫たちと南のリゾート地・キュアナへとやってきた。またもやキュアナのビーチで繰り広げられるアピール合戦以外にも、姫さまたちには思惑があるらしく！？嬉し恥ずかしなハーレム・ライフを圧倒的人気で再びお届け。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まるぼろ]

さて今巻は中々王女達に手を出さない恭太郎に業を煮やしたピコルがエリスに吹き込んでキャアナへ3日間のバカンスに皆で出かける事に、そんな恭太郎は使えた筈の魔法、｢光の剣｣が使えず苦悩していたが…というお話。今巻はレイシアとエリスの回、平たく言えば今まで王女の扱いしかされてこなかったレイシアとエリスが恭太郎に文字通り普通の女の子扱いをされて転んじゃうお話です…ｗ でも普段から真面目なレイシアはともかくエリスの境遇から来る考えにはちょっと見直すいい機会になりいいお話だったのでは無いかと思います。次巻も早いうちに。

2014/09/01

[KUWAGATA]

文庫本形式のエロゲです。もしくは美少女文庫になりきれなかったナニかです。全年齢向けレーベルでこういう内容のお話を書こうとした、その心の機序に触れてみたいようなそうでないような…。2巻になって、テンプレまんまのヒロインズにも、多少血が通ってきたようにも思います。内容はまあ、あってないようなものなので、頭空っぽにして読みましょう。エロカピバラのアレスタがいい味出してます。もぎゅらばっ!?

2012/09/10

[空欄@灯れ松明の火]

扉絵Cの破壊力。展開が分かる故に、頭空っぽに楽しめる小説。(褒めてますよ)

2011/09/10

[じょん]

作者ご乱心(笑)いや、むしろこっちが本領なのか？こういう話は線引きというかバランス感覚が命だと思うのだけど、そこで勝負しないなら、この作品のように思い切り振り切るのは正解だと思う。よっぽど下手を打たなければ一定ラインの売り上げが約束された作品って感じだ。これはこれで面白かったのだけど、またきるらぶみたいな話も読みたいなぁ～。

2012/09/06

[雪きのこ]

美少女文庫でありそうな設定のエロラブコメ。所々でもう一歩踏み込んだエロシーンが今後出てくるかな？それがエロライトノベルみたいにいやらしくならない様にうまーく表現してほしいです。

2011/03/07