富士見ファンタジア文庫 幻想譚グリモアリス〈２〉千の獣が吼ゆるとも

海冬 レイジ【著】

富士見書房（2008/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 302p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829133446
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

名門私立・白耀学園に、冥府の姫君・アコニットは潜伏していた。しかも、変装し留学生のアニー＝モネと名乗って―。だが、その美貌は隠しても隠しきれず、次から次へとコクられていた！「アニーさん、もしよかったら―僕と付き合ってくれないかな」「何て無礼な人間なの。そんなこと軽々しく口にするなんて…。誓護でもないくせに…。せ、誓護だって付き合わないわよ」顔を赤らめながら、告白相手に稲妻を叩きつけるアコニット。しかし、一見平和そうなアニーさんことアコニットの学園生活は、桃原誓護が立てた恐るべき策略の一端だった…。猛毒のネオ幻想奇譚。想いを押し殺し、少年は友情に身を捧げる。

著者等紹介

海冬レイジ［カイトウレイジ］
札幌市在住の職業作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[YO-HEY＠紅蓮ロデオ]

あら？これは前シリーズがある作品だったのね。あとがきで知る。道理で説明なしにキャラが行きなり出てくると。キング、不遜な態度が好きです。

2016/06/02

[コリ]

表紙を見て、アコニットがとうとう学園パートに？！と思ったらそうでもなかった…。とはいえ可愛い事に変わりないからそこは満足(笑)キングとのバトルも熱かった！決着についてもそうきたか！と驚くばかり。「ずどん！」それにしても誓護は頭だけじゃなくて口も上手い(笑)

2010/11/01

[ゆーいち]

ファンタジアらしい味付けになってきてる。良くもあり悪くもあり。アコニットが完全に誓護にデレてるのがなあ、彼女はもっと高潔で孤高な感じだったんだが、弱い面ばかり描かれてるよな。強く、凛々しい面もまた見せてほしいところ。そして、シスコン発狂確実な引きでどうなる、次回?

2008/10/29

[東西]

刺客に狙われるアコニットと新たな敵が現れる誓護、今巻もはらはらする内容だったただ、刺客を倒す時のオチがなぁ　他人任せとは…

2012/08/09

[月雨あずき]

最後の章のやりとりはすごいの一言だった。あと、アコニット可愛い(*´д｀*)

2010/12/05