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内容説明
「これは、賭け」撃ち込まれた魔法の弾が耳元で風を切る中、そのオカメインコは、はっきりとした日本語で少女に告げた。「奏がちゃんと構築できれば、奏だけのオリジナル魔法手続きができる。できなかったら―もう魔法は使えない」奏と呼ばれた少女は頷いた。ルールがあって、縛りがあって、真っ白に戻せる魔法の仕組み。奏には一つだけ心当たりがあった。幼いころから慣れ親しんできた、将棋。将棋がわたしを助けてくれる。異世界の王位決定戦に巻き込まれた小学生・奏が、大好きな将棋のルールで友達を守り抜く!友情と戦略の異種魔法バトル、開局。
著者等紹介
三浦良[ミウラリョウ]
第17回ファンタジア長編小説大賞審査委員賞受賞作「抗いし者たちの系譜 逆襲の魔王」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さあささん
1
魔法少女と将棋(とC++)の合体です。/異世界の王位決定戦に巻き込まれるというどこかの邪道魔法少女を彷彿とさせる設定は大好きです。/主人公が10歳の女の子な割に性格が大人びていて、更には将棋が得意だったり、べったら漬けが好きだったりと設定が良いです。ライバル魔法少女の咲もC++を魔法として扱うとかなり特異で楽しいですね。/2巻が出ていたらとても読みたかったと思いました。今からでも出ないかな。2016/04/05
fap
0
将棋の盤面を魔方陣に見立て、オリジナル魔法とする 少女、白瀬奏。 対する高柳咲はC++魔法使い。 それぞれの得意分野と魔法とを融合させる着眼点は面白い。 燃える展開にはやや不足気味だが、 やっていることは東映まんが祭りでのお約束。 2014/10/22
kinaba
0
わりと前振りなく将棋に独白をもっていくのすごいですよね。確かに続き読みたい2013/12/21
まつだ
0
テーマが将棋とC++。俺が書いたのかと思った。2013/05/23
もももも
0
将棋?魔法?将棋目当てで読んだのだけどどっちをとっても中途半端で何を読めばいいのか…。2011/05/13
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