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内容説明
その街は、世界を拒絶していた。限りなく人に近く、人に非ざる生物が跋扈する現代。“武街”と呼ばれるその街は、築かれた強固な壁の中で、少年少女を戦士として育成する学園を有していた。そこに転入してきた一人の少年―那斬蒼。異形なる剣と強大な力を持ちながら、しかし、彼は戦う自分を否定し続ける。「誰も守れない、守る資格なんてない。ただ殺すための剣だ」幼馴染みの少年と、「会ってはいけない」大事な人が待つ学園で、蒼は進む。真紅に彩られた、修羅の覇道を―。やがて滅びゆく世界のために、俺達に何ができるだろうか。閉ざされた世界で戦う少年達の、血と絆のソード・アクション。
著者等紹介
十月ユウ[トズキユウ]
昭和59年10月生まれ。2005年『戒書封殺記』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
4
手放す前に再読。何とも熱い中二的な展開。キそして蒼と要の掛け合いが小気味良いです。しかし、清々しいくらいヒロインの存在が蔑ろですな…(笑)2014/11/11
寒上ぺそぎん
1
★★★☆☆[3/5][電本] これは良い中二(笑)。二、三の他作品の移り香、或いは移し香がほのかに香るが、この作品として完全に消化されきっているので、よくある稚拙な丸写し状態とは完全に異なっていて良い感じ。舞台は一応「学園」となっているが、色々と癖のあるキャラをまとめて入れておくための箱、程度の意味合いなので「学園モノは高確率で外れ」のジンクスを真正面から蹴倒してくれているのも二重丸。2013/03/20
cgatocairb
1
主人公二人が良い(^O^)特に要!姉より琴美が可愛いと思う。何よりも蒼のカラーイラストが凄い好み!これで購入したとも言えるf^_^;2012/12/24
草もち
1
最大の感想が「何この二人の世界」。中二っぽさは結構好き。2011/05/07
alice
1
感想も何もBLかと思った。^^; 変にドキドキしながら読んだよw2010/03/28