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内容説明
「だから―ルビーウルフ様もお花を飾りましょう!」にこにこと笑いながら、キャスはルビーウルフの手をがっちりと掴む。城中がお祭り気分に浮かれていた。花飴選び。それは未婚の男女を結びつけるための行事だった。この日になると、独り身の女は各々の好きな花を胸元に飾り、その花を目当ての男性に取ってもらえたら、めでたく恋人成立。「そういえば、ジェイド様のまわりにも、この日になると用もないのに近寄りたがる人が増えますね」関係ないよと言いながら、やっぱり気になるルビーウルフ。しかも彼女が儀式のルールを知らなかったために…。グラディウス城は今日も大騒ぎ!狼王女の冒険譚、これが本当の大団円。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃか
1
短編集。ただ、完結後に出た割には、後日談が少なくて微妙。いや、話の内容単体で見れば面白いんですけど、ちょっと物足りなさがあるかなぁ、と。おしとやかVerの周囲の困惑ぶりが愉快。2012/02/15
真林
0
短編集。表記は七巻なのですが、雑誌の再録がほとんどなので時系列は三・四巻なので後日談を期待して読むと肩透かしをくらうかも。内容としては本編では見られないルビーウルフたちの日常が見られてよかったです。本編は最後まで盗賊団ブラッディ・ファングのルビーウルフのイメージが強く、グラディウス王女として過ごす日々はあまり描かれませんでした。そういったこともあり、後日談は僅かだったものの私は楽しむことができました。2015/06/06
もみち
0
【図書館】再読。後日談が無い……とか思ったら、最初に読んだ時の感想にも同じこと書いてあった(笑)2013/08/15
K-Wing
0
短編その2。 は、いいんやけどまだ短編1を読んでないよ。 ギャグテイストでいいんじゃないかな。2013/06/13
もみち
0
【図書館】書下ろしが全然なかった=後日談が全然なかった。六巻ラストまでの軌跡を期待していたので……。 短編集二冊とも、エリカの出てくる話があまりなかったのが残念だったなぁ。 『眠れぬ夏の夜』で、私はビビりまくりました……。 2011/09/17