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内容説明
私立碧陽学園生徒会室―そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。生徒会メンバー中、唯一の男性である副会長・杉崎鍵は、今日も生徒会室の中心で愛を叫ぶ。「俺は美少女ハーレムを作る!」と(ただし、扱いは空気以下)。そして、お子サマ生徒会長・桜野くりむは、今日も生徒会室の中心で身勝手を叫ぶ。「ただの人間には興味あ(自主規制)」日々くり広げられる、ゆるすぎる会話。日々費やされる、青すぎる青春。いざ行かん少年少女よ、妄想という名の大海原を!これは、ユカイツーカイついでにちょっぴり秘密アリな碧陽学園生徒会メンバーたちの、愛すべき日常をつづった記録の一端である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
57
いつもの図書館の新着になぜかこの2008年のラノベが。アニメは見ているが原作の第一巻を初めて読む。美少女四人と主人公の男子高校生たちによる生徒会活動、という名のほとんどおしゃべり。パロディネタなどギャグ中心。アニメと文章の違いに少し驚く。ボケ突っ込みばかりの賑やかなまま短編連作が終わるのだが各話お互いの仲間意識や微かな感情を感じさせる。このシリーズは全20巻ほどあり、2012年までに累計600万部だという。ラノベのコードに不慣れでいろいろ戸惑ってしまうが、残響死滅(エコー・オブ・デス)兄さんに爆笑。2018/02/10
とら
39
久々に再読。またハマりそうである。何かもう勢いで笑わせてくる感じなのだが、それでも笑ってしまう悔しい。杉崎はまあ変態なんだけど、それを許容している(いやしていないか?笑)空気に最初の頃は違和感を覚えていたものである。でもそれさえも、読んでいるうちに覆されていく。まんまと罠に嵌ったという感じがするからこれも悔しい。メタ的要素で作品が作られている、というのも、これも受け入れてみるととても楽しいのである。その知識を踏まえてもう一度読み返したくなるというか。またこの作品の魅力の虜になりそうだ。続きを読む!2015/10/24
Yobata
33
私立碧陽学園の生徒会で繰り広げられる日常ダベりラブコメ作品。碧陽の生徒会は美女揃い。その中でただ一人の男、エロゲーを愛す杉崎鍵は、ハーレム王国建設を目指す!うん、嫌いじゃないよこういうのwホントに何も考えずに読めるwキャラも皆オーソドックスなタイプだけど、ちゃんと立ってて駄弁りが盛り上がるwお気に入りは「駄弁る生徒会」と「恋する生徒会」かな?「駄弁る」は生徒会の人間関係が上手にわかるし、「恋する」は忍者が笑えたけえど、最後結構まともだったwこのゆるくもあるシリアス感が、この作品の持ち地味なんだねww2012/08/11
主人公になりたい
21
ギャグに徹してる割にはあまりおもしろくないかな。2011/12/14
王蠱
20
読んだのはもう随分前だが忘れていたので今更ながら「読んだ本」に。どうでもいいがシリーズ途中で表紙の形式変えるのは勘弁してほしい。アスクラにしろこれにしろ。2011/10/03