富士見ファンタジア文庫 私と月につきあって

野尻 抱介【著】

富士見書房（1999/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 310p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829128961
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「この飛行機は呪われてるね」森田ゆかり、マツリ、三浦茜の三人が乗りこんだ飛行機は墜落寸前！？彼女たち三人は、「ロケットガールズ」の異名をとる美少女宇宙飛行士。フランスとの共同ミッション―月飛行の訓練のため、ギアナに向かう途中だったのだ。なんとかトラブルを乗り越え、たどり着いたゆかりたちを待っていたのは、共同訓練の相手、「アリアン・ガールズ」リーダーのきっつい平手打ち…。不穏な空気のなかで始まった共同訓練もやっぱりのトラブル続き。無事月飛行ミッションは遂行できるのか―。テクノロジーの粋と、少女の夢と意地と心意気。そのほか諸々盛り込んだ、今世紀最高の月飛行小説だ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しゅう]

野尻抱介を再読中。まずまず。Ｂ

2017/01/27

[月をみるもの]

前作「天使は結果オーライ」で、LEO を離れ、まるい地球を見たゆかりと茜は、ついに月までやってくる。２０年たって、冥王星探査は実現したから、次は月南極の永久影探査だ。

2015/07/15

[いちはじめ]

シリーズ三作目。今回はフランスと共同で有人月面着陸に挑む。ライバルであるフランス・チームの描き方が少しひどい気がするが、困難とそれを解決するシークエンスはしっかり考証したハードＳＦ。宇宙ＳＦの佳品

1999/10/12

[silk-silk]

なんかライバルキャラが出てたような……

[かー]

宇宙に興味を持った今読み返すと、更に興奮した！楽しかったです。

2009/09/21