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内容説明
沿海州を自由に生きてきた海賊たちの拠点であるアシュプラント島は、大国シウデラードの海軍によって制圧された。その圧倒的な戦力差もさることながら、内部からの裏切り者がでたことが、海賊たちの敗北を決定づけたのだ。母と養父の身柄を押さえられ、女海賊カラーラも一旦は囚われの身となるが、仲間の手引きでなんとか逃亡に成功する。しかし、敵との闘いの最中、カラーラの内部でなにか不思議な力が目覚めようとしていた。“いったい、これはなんだ。まさか、これが〈海獣〉の…”伝説の獣を中心に、多くの者たちの運命が複雑に絡まりあう。風雲急を告げるロマンティック海洋ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
6
上巻に引き続き読了。この巻で世界の成り立ちやカラーラがなすべきことなどが示される。アンドレアとの関係性もほぼ見えてきたような。いろいろな人間?関係が複雑にからみあってる。バードがマグダレンに執拗に警戒される理由がわからないなぁ。あとは、大団円目指して突っ走るのみ、かな。あとがきに阪神大震災に関する記載があった。当時の新刊案内とかも残ってて、懐かしかった。2020/03/27
セシリー
1
二日連続で夜更かしして読んでしまった。ちょっと駆け足で読んでるので、一通り読んだら再読したい。下巻は夜更かしできないな~(仕事があるので・・・)。また昼休みにちまちま読みます。2022/04/24