富士見ファンタジア文庫<br> 嘲笑う石像―モンスターメーカー

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富士見ファンタジア文庫
嘲笑う石像―モンスターメーカー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829125908
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

石像に彫り込まれた顔は醜悪で、不吉な印象を与えるものだった。泥棒市場に出しても、値をつける者はだれもいないに違いない。しかし、黒魔道士クルガンにとって、その石像は命よりも貴重なものだった。石像はクルガンの秘密を知っているからだ…ウルフの冒険は、その石像に導かれるようにして始まった。商業都市ブルガンディから山脈に隠されたダンジョンへ、石像は意志あるものの如く、闘争と災厄を招き続ける。刻み込まれた嘲笑はだれに向けられたものなのか。クルガンの、命より貴重な秘密とは。ミステリアスな物語が、人気ゲーム『モンスターメーカー』の世界の展開される。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読み人知らず

1
ガーラが隻眼である理由が出てくる。ガンダウルフが若いな~2012/08/18

とかこ

0
時系列はドラゴンライダーの続編に当たる。シャルメンと別れ、タムローンとウルフは、ベング高原に赴き、そこでラクーナとガーラに出会う。ラクーナと縁のできたハッタタスに誘われたダンジョンでパーティーは、多くの財宝と共に奇妙な石像を手にするが… ガーラの過去と隻眼の理由が描かれる。2014/12/31

とかこ

0
この世界で魔術士になるためには幾つかの制約がある。その1つがスペルネームだ。それ自体が自身を支配下に置く呪文であり、しかしその真名を定め、他者に伝える事によって、魔術の理の中に身を置き、魔術を行使することが可能となる。 モンスターメーカーシリーズにハマった理由の一つに、この鈴木銀一郎先生の小説作品がある。万能の力ではない魔法のあり方が少しづつ見えてくる楽しみがあり、端的で地に足のついた語り口は、吟遊詩人のサーガを聞いているような不思議な気分になってくる。

冬至楼均

0
第一作の後日談にして第二作との隙間を埋める話。第一作で出損ねたあの人も登場。2013/05/27

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