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内容説明
アルドナの城は今宵、闇に包まれていた。年に一度の夢占の儀式が始まったのだ。その闇に乗じて城を脱け出す人影があった。皇女ライカ、彼女は次代の巫女の地位が約束されていたが、それを受ける自信がなかったのだ。ライカが向かったのは叔父ナディンの住む神宮。偉大な巫女として、女皇として君臨するライカの母・シェナイにかつて力を与えたという残され神。その神の力の源を知りたかったのだ。しかし、彼女がそこで出遭ったのは―。小説版『機動警察パトレイバー』で華麗にデビューした著者が、壮大なるファンタジーロマンに初挑戦。