富士見ファンタジア文庫<br> 出雲凶星神話

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富士見ファンタジア文庫
出雲凶星神話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 215p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829125304
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

雲州大学考古学研究所に席を置く高見橋哲也は遺跡発掘中に隕石の落下を目撃する。目撃者ということで、隕石の調査にきた国立天文センターの島田志保子に協力をすることになった。落下した隕石を回収し、簡単に調査をして終わりかと思われていたが、哲也と志保子の前に怪しげな化け物が現われた。哲也は化け物をみるなり「狭蠅なす怪しき物怪」と呼び、驚くべきことに哲也の手は彼の気合いと共に光り始める…。次々に巻き起こる怪奇な事件。その源には古代出雲族が持っていた「力」が潜んでいるらしい。はたして、出雲族の「力」とは一体何なのか?新鋭・大林憲司が贈る伝奇アクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
およそ十数年ぶりの再読。「しょせんあなた方は敗残の民の末裔。力あるものに服従して生きるしかないのですよ」 ・・・お前(物部氏)がいうな。出雲神話が題材の正当派伝奇アクション小説であります。隕石落下の導入部から、冒頭の16ページ中に早くもイラスト3枚(!)。登場人物が話をする前に戦いを吹っかける脳筋揃いなこともあり、物語の展開が早い早い。さくさく進んでいきます。「香香背男」の正体はベタですが、明らかになってからのスペクタクル展開はなかなかのもの。それだけにキャラクター描写やプロットの薄さが残念。星3つ。 2014/07/16

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