富士見ファンタジア文庫 戦え！ぼくらの大神官

神坂 一【著】

富士見書房（1993/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 251p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829125274
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

“転んでもタダで起きたら貧乏人”ウデは一流、魔道は超級、ムネがないのがタマにキズ。タダでは起きない天才魔道士リナ・インバースと、実力はあれど節操なし、タダでは転ばない白蛇のナーガの旅はまだまだ続く。かけあい漫才、どつきあい、あとは野となれ山となれ。ふたりの噂を知ってか知らずか、過保護のオバサン、金持ちジーさん、得体の知れない聖職者などがしごとの依頼にやって来る。「知恵と勇気」で解決できればおなぐさみ。しょせん最後は力押し。二次災害には我関せずと、夢は荒れ野を駆け巡る…。痛快無比のユーモア・ファンタジーシリーズ第５弾。ファイト一発、爆裂陣。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

「ないしょの作戦」の素材集めは、まるでロープレのサブイベントのようで好きなのだが、・・・こういうオチに持っていくのはさすがというかなんというか・・・。

2013/04/06

[海星梨]

KU。書き下ろしがまさにエクセレント。後日談、面白すぎるでしょコレ。ナーガ不在回も一割くらいはあるのかー。というか、ナーガどんどん不死身になって登場回のかませ役ぽさはどこぞへ笑

2023/01/24

[読み人知らず]

ジョセフィーヌつよし。でもジョセフィーヌを押さえ込んだやつ、これがいちばんつよし

2013/10/14

[あや]

短編5＋書き下ろし1。書き下ろしの「それぞれの騎士道」が面白かった。へっぽこジェフリーくんとそのママ・ジョセフィーヌ。書き下ろしは常に掲載分どれか1つの後日談だが、よくぞあの話の続きにしてくれた、という気持ち。リアルにいる困ったタイプや二次元上のお約束タイプをとことんまで性格デフォルメし、仕上げにちょっとスレイヤーズらしい一捻りを加えて濃い人物を作り上げるのがパターンになっている感。言うと簡単そうだが、話を一つ二つ面白くもたせるくらいのパワーがあるキャラを次々生み出せているのだからすごい

2019/03/02

[K-Wing]

怖い怖い、何者なんやジョセフィーヌ……。　リナもナーガも日頃の行いを改めんとマジで人のこと言えんからな……。

2013/09/22