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内容説明
カイルロッドは今日も追われていた。もちろん宿敵ムルトが放った化物に…。「どうしてこう次から次へと、化物が現われるんだ」思わずカイルロッドの口からぼやきが洩れる。イルダーナフの鉄鎖術により、危機を脱したカイルロッドたち。だが、ムルトの追撃の手はゆるみはしなかった。旅の途中で立ち寄った村に、再びムルトの下僕が襲いかかり、村は大きな被害を受けてしまった。気落ちするカイルロッドに、イルダーナフがまたもや難題を投げかけた―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てんぱい
4
愛想をつかされた王子達はこれからどうなることやら。ここら辺までは読んだはずなのにさっぱり覚えていない。まぁ楽しみが増えていいか。2013/03/19
クイックラック
3
再読。前回「力」を解放させたカイルロッドに、その使い方を教えるための特訓回。荒野での母親の幻のシーンは久々に読んで泣いた。信じてもらうって大事よね。後半で襲いかかってきた魔物への対応で仲間内に走る亀裂。あー、そういやこの巻だったかー。読んでから思い出したわー。まあでも当時と違ってすぐに続き読めるし……ここから先もうろ覚えで地雷踏みそう(笑)2023/03/16
イコニカ
1
20年ぶり再読。カイルロッド、修行の巻。2020/04/19
かぼす
1
王子がムルトに狙われているために王子の周りで災厄が起こっている、と読者すら思ってしまうほど周りを凄惨に巻き込んだ攻撃が続く。ここで少し心が折れそうになったが読み進めてよかった。メディーナとゲオルディの出てくる回。そしてグリュウが。このときのイルダーナフの思いを想像するとやりきれない。2019/10/01
akiu
1
4巻。カイルロッド王子がどんどん追い詰められていく感じで、けっこう読んでいてつらくなってきました。新たな情報が出てきたり、たぶん伏線がはられてたりといった、中盤の展開を見せる巻であったと思います。2013/10/09