富士見ファンタジア文庫 アンクスの海賊―クレギオン

野尻 抱介【著】

富士見書房（1993/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 277p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829125014
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「父さん、母さん。お元気ですか。メイはいま、メルウィック太陽系で、とても明朗かつ元気に働いています」ミリガン運送の押しかけ社員メイ・カートミルは、十六才の女の子。中年社長のロイドと女性ベテランパイロットのマージに認めてもらおうと一生懸命。なにかとトラブルに巻き込まれるこの三人、今度の相手はなんと宇宙海賊。メイははたして、絶体絶命のミリガン運送を救うことができるのか？ニュータイプ・スペースオペラ「クレギオン」第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[た〜]

メイちゃんどんどん過激になっていくな（笑。でも今回はそれより過激なマーガレット婆さん登場。海賊さんたち美味しいところはすっかり持っていかれちゃってますねー、タイトルにまでなっているのに。（笑

2013/07/07

[硝翅]

海賊たちの戦法と人柄には胸を熱くさせられる。清く正しい（？）スペースオペラ。

2010/11/13

[Kenshi]

ロイド&マージのサスペンスにメイのドタバタで、緊張と弛緩の波が心地よい。グイグイストーリーを引っ張る美少女航法士が大大活躍の傑作。楽天的な雰囲気はラノベだから、というより野尻抱介先生なりのクラーク作法なんだろう(しつこい)。

2021/09/07

[hibimoriSitaro]

１日で読めるクレギオン。ハーロックばりに潔い海賊たちである。

2009/08/27

[亮人]

メイの活躍エピソードの積み重ねだけかと思ったら、ラストは野尻版ソロモン攻略戦。

2009/02/19