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内容説明
雪の女王にひきいられた〈冬〉の軍勢は、大地をただ死と静寂で埋めつくそうとしていた…。女戦士ゲルダは、育ての親であり恋人でもある魔術師アルムリックとともに、〈冬〉討伐の遠征軍に加わり、魔物の地ヨトゥンヘイムを目指した。討伐軍は強力な〈冬〉の軍勢相手に果敢に闘う。しかし、アルムリックは突如として討伐軍を裏切り、壊滅的な打撃を与えたうえ、ゲルダをも捨てて去っていってしまった。『―アルムリック、おまえだけは絶対に許さない!』こうして、ゲルダの長い復讐の旅が始まった―。第四回ファンタジア長編小説大賞において大賞を受賞した、壮大なスケールの本格ファンタジー、ついに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずみ
0
悲しいお話しだね〜ヽ(´o`;2015/06/18
いけせ@特異性信者
0
市内の図書館の面白そうなラノベを片っ端から。/現ベテランの処女作。とても大学生の最初の刊行とは思えないくらい、緻密ながらも読みにくくはならない絶妙な文章力。「裏切り者に習った魔法でつけた火を消し、改めて火打ち石で火をつける」ゲルダに入りから唸らされました。/ただ惜しいかな、俺は神話がストーリーに絡んでくると、ちょっと抵抗感が増すんだよな……単純に自分には合わなかった。凄いのはわかるんだけどね。/「黙りこくった神など知らない」好きな言葉。2024/06/26