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内容説明
秩父市街地のはずれにある小さな山寺。人はそこを「妖怪寺」と呼ぶ…。「まったく、いくら妖怪寺だからってあんまりじゃねぇか?」妖怪寺の住職の孫、望月蔵人は突然、寺の御本尊に襲いかかられた。その目は赤く燃え、敵意や憎悪が見てとれた。しかし、蔵人には憎まれる覚えがまったくなかったのだ。御本尊はただの仏像とは思えぬ俊敏な動きを見せ蔵人に迫る。そして、中から〈鬼〉のミイラが現われた―。なぜ御本尊の中に〈鬼〉のミイラが。〈鬼〉の正体とはいったい…。かくして、蔵人と〈鬼〉との壮絶な闘いが幕を開けた。月刊ドラゴンマガジン誌上で大好評を得たファンタスティック伝奇アクション、遂に文庫で登場。