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内容説明
戦う女子高生・羽場由香理が恋をした。それも、通学に使う電車で一緒になる笑顔がさわやかな大学生がお相手なのだ。由香理はこのため普段の生活をガラリと変えて、絵に書いたような“女子高生”になってしまった。そんな彼女の変化に三宅順は気が気でない。そんな、青春を謳歌しようとしている由香理の周囲に不隠な影が忍び寄る…。そのころ由香理の父である冒険作家の羽場正は中近東で行方不明になっていた。はたして由香理に付きまとう影は何者か?羽場正の安否は?そして、フツーの女子高生しようとしている由香理はいつものように戦うことができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えびちり
4
いきなり主人公が女の部分を出してきていて、それがなんというか…男性の描く「恋する」女性という感じが鼻についてしまい、いきなり失速した感じがぬぐいきれませんでした。がっかりして続きに全然興味が湧かなかったんだけど、やはりというべきかこの後続きは出ていませんでした。最後にいつものように暴れるという部分はとってつけたかのように感じられて、残念。1巻に2巻まではすごく由香里が好きだった。本来の相手役の彼が好きじゃなかったこともあるのかな、ハートの火を踏み消してくれた作品。2017/10/06
Y
2
最終巻は微妙だったな。今までのマシンガンぶっ放していたユカリが好きだったので今回の乙女丸出しのユカリを好きになることはできなかった。急に弱体化しちゃうし。終盤からは一応元に戻ったようだが、それまでを見るにもう別人にしか思えなかった。だからずっと違和感しかなく最後まで楽しめなかったな。まあ続刊が出てないのを見るに不評だったのだろうな。あとがきで会長を主人公にするとあったが、それでもマシンガンぶっ放しているのは変えないで欲しかった。 すごいがっくりしちゃった。2025/07/16
まつだ
0
読み返し。最終巻だから仕方ない感じの終わり方なんだけど、同じ時間を過ごしてきてると、由香里の雰囲気が変わったことにやきもきしたなぁ。2021/10/28