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内容説明
成宮晟は由弥那究極の兵器「崑崙」を動かすに必要な三種の神器を求め、仲間たちと旅を続けていた。だが、ちょっとした油断から千浦の逸孚音と名のる海賊に誘拐されてしまった。が、そこで晟は、逸孚音の船が「崑崙」の「鏡」を主動力としているのを見せられる。逸孚音の船には失われた技術が使われていたのだ。さらに、逸孚音の目的も由弥那を暗黒に導く糜族の長・蛇比古打倒であることを知った晟は協力を申し出る。しかし逸孚音に冷たくはねのけられたばかりでなく、通常動力としての漕ぎ手にさせられてしまったのだ。こんなことで晟は「崑崙」を動かし、蛇比古を倒せるのか?由弥那の命運を賭けた戦いが始まりを告げる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てんぱい
4
もう少し長く続けてほしかった。幕間が無いと云うか急ぎすぎていると云うか。4~6巻位あると個人的には良かったかなぁ。2013/04/29
洪七公
1
既読本1993/01/15
青木潤太朗
1
高校の図書館になぜかあったのよコレ。思わず「うお、次はベン・ハーかよ!」と突っ込んだのがいい思い出。『このころのラノベ』らしいラノベ2011/02/06
ぼんご☆ぽに犬
1
最終章の打ち切り臭い流れはともかくとして、主人公の少年の成長を描いた良い和風ファンタジー小説。埴輪ロボが唸る
suzuki-takefumi
1
蛇比古は妙に憎めない、格好いい悪役だと思う。蛇比古との戦いや、武智彦との戦争など、本来なら二章、三章に渡りそうな場面が大幅に端折られていたりもするのが残念だが、綺麗に終わっている、よくまとまった作品。2009/01/20