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内容説明
“悪人に人権はなぁぁぁいっ!”ドラゴンもビビって道を譲るという、天才美少女魔道士リナ=インバースの旅は今日も続く―。天下無敵の平和主義者、幼児より弱い女戦士、リナの宿命のライバルを自称する女魔道士…。リナが出会う人物は、いずれも、類は友を呼ぶ個性派ぞろい。リナの日常に〈平穏無事〉という言葉はない。そして今日もまた、新たな事件、新たな出会いが…。月刊ドラゴンマガジン誌上で快進撃を続ける連作短編に書き下ろし中編『スレイヤーズえくせれんと』を加え、満を持して贈る、正調ユーモア・ファンタジー。キミのハートに竜波斬。
目次
白魔術都市(セイルーン)の王子
りべんじゃあ。
ロバーズ・キラー
ナーガの挑戦
エルシアの城
スレイヤーズえくせれんと 悪役ファイト!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
55
懐かしすぎる。子供の頃に夢中になって読んだ記憶が蘇り、手に取るやいなや一気読み。読んだのは30年近く昔だけど、結構な部分を覚えており小さい頃の本の影響力を思い知らされるなあ。ナーガの初登場とか、盗賊団の壊滅とか手に取るように思い出せるし。とはいえそれは物語の骨子がしっかりしているからこそ。今でこそベタに感じる内容が多いものの、よく考えたら源流はこれなんだな。なろう小説たまに読むけど、一時代を牽引した技量の違いが目立つし。と呪文を暗唱しながら下校した当時の自分をぶん殴ってやりたくなりつつ、面白く読めました。2020/11/01
Y2K☮
31
学生時代TVアニメにハマり、映画を見に行った。原作も買い、大好きになった。いつ以来か思い出せない再読。しかしいま読んでも魔法のルールや世界観がしっかりしている(ファンタジーだからこそ、現実世界が舞台のフィクション以上にリアリティの説得力が問われる)し、リズムや語彙を含めた文章力も素晴らしい。本編とは異なり短編集でギャグ要素が強めだけど、着眼点の妙や構成の巧みさも目に付きやすい。創作のヒントみたいなものを言葉ではなく感覚で吸収できた。あと最後の書き下ろしは珍しい三人称。あとがきのL様懐かしい。続きも読むか。2023/01/21
佐島楓
13
スレイヤーズの番外編。魔術の薀蓄が楽しい。しかしこの世界のかたがたはからだが丈夫なんだな。何度も魔法で吹っ飛ばされてもすぐ復活する。2013/04/02
海星梨
10
KU。表紙からして、ナーガとのコンビなんだろうなーと思いつつ読み始めて、出会いから一緒に悪人をボコるまでになって爆笑。さて、そんなところで次。2023/01/23
読み人知らず
7
ナーがガ初登場で、じつはこれが作者の雑誌に乗った作品第一号だったりするらしい。まだ変態性が控えめだけどこの表紙を本屋に持っていくのは恥ずかしい2013/10/14
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