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内容説明
バロスの街を訪れた、奇妙な2人組。ひとりは機械の体の大男。もうひとりはトゲもウロコもない、非実用的な、それでいてどことなく懐しさを感じさせる姿かたちの少女であった。誰かがつぶやいた―ノーマルだ!その光景を、街の中心にひびえたつ巨大な塔“ネオ・バベル”が静かに、だが、暗い熱意をこめて見つめていた…。人が人の姿を失ってしまった遙かな未来。なぜ人類は変わってしまったのか?そして少女に秘められた、世界を根底から揺るがすほどの謎とは。幻想の未来を重厚な語り口で構築するSFファンタジー。第1回ファンタジア長編小説大賞準入選作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
11
表紙が天野喜孝さんなのに、画像なし。残念。電子機器の影響を受けた女性の流産が増える。更にヒトとしての細胞が弱体化し、人類は絶滅を防ぐため、他生物の遺伝子とかけあわせる。鱗や甲羅を持った人間?の方が多くなってしまった世界。普通の人間の姿をした少女リュカオーンは、希少な存在である。謎のまま話は進み、ちょっと苦手なSFものでしたが、会話はライトな感じで読みやすいし、最後はちょっとビックリでした。2014/04/07
紫
3
およそ二十年ぶりの再読。まだライトノベルの呼称が定着していなかった当時ならではの、ヘビーでハードなヤングアダルトSFであります。人類が人の姿を失った未来の、改造人間の大男ジャックと謎の美少女リュカオーンをめぐる物語は意外にベタな展開。むしろインパクトが強烈なのは発端となる過去の大破局でして、フィラデルフィア実験、第三帝国、水晶頭蓋骨、異端カタリ派と、オカルトネタのてんこもりでかつての『ムー』読者は大喜びですよ。荒削りな展開に語り口ははなはだ冗長ではあるんですが、全編にみなぎる熱気が圧巻の一作。星4つ。 2014/07/15
せざき
3
人が人の姿を失ってしまった遥かなる未来の話。作中で次々と提示されたネタが終盤で綺麗につながることに驚かされる。そしてオリオンの正体については完璧に騙された。重い話ではあるが面白い。全てを理解できたわけではないので、また読み直してみたい。2013/06/24
ダリ
0
読んだのは20年以上前 なんていうか、ソラノマ文庫行ってそうな作者。今は亡き古いスタイルだけど、読ませる良さがある。 スレイヤーズと同時受賞ですが、個人的にはこっちの方が好きですね。
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