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内容説明
カッチャンコ、カッチャンコ、カッチャンコ―。真夜中に不気味な足音を響びかせて、大文字つとむの家にやってきた透明人間。それはなんと、とびっきりの美少女、それも、はるかな平行未来からやってきた、つとむの子孫だった。ネーナ・ネナ・大文字と名乗るその少女の目的は、つとむの“DNA”を手に入れることだという。純情なつとむはあまりに露骨に迫るネーナにタジタジ。それからというもの、つとむしは怪事件にまきこまれっぱなしになってしまった。はたして、つとむの“DNA”のゆくえは。ちょっぴりエッチなユーモアSF連作。
目次
あやうしDNA
スライム空間
毎日が日曜日
分断騒動
幻覚アダルト・マシーン
画像人間つとむ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
50
なるほど、ねっ! 久しぶりに岬作品に出会えて笑いました。ノーテンキさと、ネーナの例のセリフが何とも露骨でした。主人公に妹がいることを除けば、「うる星やつら」と設定が似ているなあ、と。昭和から平成にまたがって連載されただけに、作者が主人公の名前をヤバいと思ったとか、30年後の今では、よほどでないと気がつかないだろう。ちょっとウブな高校生男子の日常は、ほとんどアニメの世界。スマホもケータイも出てこないのを除けば、今も通用しそう。SFというよりスラップスティック作品。考えないで読める本も、読書には必要ですよね。2021/07/03
洪七公
2
読了1991/01/02
1977年から
2
1992年
ender-san
2
岬兄悟の最高傑作シリーズだと思います。マジで。




