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内容説明
時は戦国、小国の安曇は敵に攻め込まれその命運も尽きようとしていた。城主は御家の再興を託し息子、須王を逃がす。安曇城の裏山にある洞窟に逃げ込んだ須王らはそこで、奇妙なものを見つけた。みたこともない金属で出来た鎧を身にまとい怪しい光を発する大刀で地面とつながれたミイラであった。その時、敵の追手が襲いかかる。須王は無意識のままミイラに突き刺さった大刀を抜き、敵を一刀の下に切り捨てた。敵を退け洞窟を出た須王と家臣たちは、そこが今までの土地の風景と一変していることに気が付いた。はたしてマーリンの目的はなにか?10世紀以上も時代を遡り空間を越えた武士たちの運命は…。新進のプランニングライター杉山東夜美の原作と「くたばれ戦車商隊」の作者、上原尚子が贈る全く新しいエクスカリバー伝説。