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内容説明
常春の国ノンシャラスの王太子、フィルシード・ゼクォート・トライド四世殿下は親善訪問する憧れの日本に思いを駝せていた。―必ず、必ずコミケに行くぞ!なんと王子はアニメファンだったのだ。同じころ、東京の片隈では、シータが所属する同人誌サークル“シリウス”がコミケに向けて最後の追いこみに入っていた。そこに届いた一通のアヤシイ手紙。それは、ステキな出会いと冒険への招待状だった…。王子暗殺の陰謀。悪徳同人誌の暗躍。そしてついに決戦の時。いざ征かん、コミケ会場へ!アニメを、そして同人誌を愛するすべての人に贈る、トキメキの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけとり
3
発売当時読んだのを、今回のコロナでコミケ中止になって思い出した…。カリオストロやラピュタなど宮崎アニメネタを含めつつ、星矢ネタ中心。ローマの休日的なボーイ・ミーツ・ガールもの。星矢を知らないとわからない箇所もあるような? 当時は四国にいたから、コミケを知るのはこういう媒介だったなーと。
まつだ
1
絶対に中止されないから成立するのであって。2020/03/15
ぞだぐぁ
0
ライトノベル黎明期の実験作…と言うか、レーベルを除けばラノベらしからぬ作品。初版だと、まだベルリンの壁が残ってそう。 内容は外国の王族がジャパニメーション見て日本に憧れ、来日して日本のオタ少女とボーイ・ミーツ・ガールするってもの。ただ、最近のようにキャラには変な色気はなく、古い少女マンガチック。 同じようにアニメネタを使うのでもでも作品名を堂々と載せてたり、使う作品自体からも時代を感じる作品だった。
がんもどき
0
以前買ったものをもう一度読んだ。コミケを舞台にしたガールミーツボーイな話。昔のマンガ同人は今と違って協力し合って作るものだったな。今はセミプロの個人サークルばかりで、コミケの意味も昔とは全然違ってしまっている。オープニングにWTCが出てきたり、いろいろ時代を感じさせるお話だった。2020/03/05