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内容説明
ツェルニはすぐそこにあった。もうすぐ、レイフォンに会える…。リーリンは、心が痛くなるほどにその時を待ち遠しく感じていた。一方、そのツェルニでは、ニーナが突然行方不明になった理由を誰も語ることができなかった。ナルキは、ツェルニの暴走を止めたのはニーナなのではないか、と考えていた。しかし、その疑問を誰にぶつけるでもなく悶々とする。事実、ニーナは「イグナシス」をめぐる戦いに巻き込まれていた。誰も想像できない、なにか大きな力が働いている。そしてツェルニは、都市戦に向けての本格的な演習に突入する―。超大ヒットシリーズ、待望の第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
23
遂に始まる都市戦。そして、激突するハイアVSレイフォン。女性陣のベクトルがレイフォンに向いているのに一向に気づかないこの主人公、刺されても私は知りませんよ?そして、遂にリーリンとの再会。さて、どうなるのか…。2016/07/09
maito/まいと
8
ついに都市の生き残りを賭けた戦いが始まったのだけど、それとは別に様々な思惑が重なり合い、強さの象徴・レイフォンと想いの象徴・ニーナは奔走することに・・・落ち着いてしまったレイフォンにいらだつフェリや、ついにやってきた正妻(笑)など、揃ってきた感じがします。ハイアとレイフォンの一騎打ちは、ここまでの中でベストバウト!文章ではあるけれど、技が次々と出てくるとテンションあがるなあ~。ちなみに今回一番の驚きは天剣時代のレイフォンら三人の戦い。相手も化け物だけど、天剣ってここまで人間離れしているのか?2009/02/13
こも 旧柏バカ一代
6
沖縄弁の元団長との一騎打ち? その片手間に相手都市のフラッグを射抜くとか舐めプし過ぎじゃね?2019/05/27
いくら丼
5
レギオスばっかり読んでいます。今は許して。というか前のペースでは、引っ越し前に読み終われんのですよ。後ろ向きな理由もあるけど、ぐだぐだでも進むと私は決めた。……サヴァリス様、レイフォンと共同戦線を張った時の回想の最後、ちょっと羨ましかった。p140、「だから、この都市は素晴らしいんですよ」、「僕を決して飽きさせない」。羨ましく思ったから……失望ではなくて、負けることで戦意が震え立つ場所に、早く行きたい。ぬるいんだよどいつもこいつも……邪魔だ(黒)でもキャビア丼は勘弁願いたい。新しい場所で興奮できるかな。2022/06/17
じお
5
★★★☆☆ 都市戦と、その裏側で繰り広げられるレイフォンとハイアの私闘、そしてある人物との再会のお話、安定感ある一冊。武芸大会が引っ張った割にはアッサリと終わるとこは如何なものかと思うが、インフレ起こしてもしょうがないしコレでいいかなーと思いつつ、この巻ではやっぱり過去話を含め描かれる天剣受剣者の“凄み”が一番の見どこ。2014/10/14