富士見ファンタジア文庫 おあいにくさま二ノ宮くん〈２〉

鈴木 大輔【著】

富士見書房（2007/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 283p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829119464
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

立て！そして挑め！！女と生まれたからには、勝利を夢見る戦場がある！！―そう。そこは、激安特売コーナー。かの地で歴戦の主婦にボロ負けした美少女サキュバス娘・月村真由。彼女のフェロモンもオバチャンにゃあ通じない。「月村さん、諦めた方が…」断固拒否。峻護の意見を瞬殺して、「二ノ宮くん！明日も行きましょう！」真由は悔し涙を浮かべて再戦を告げた。ああ、彼の平穏な日々はまた遠ざかる。「二ノ宮くん。日奈子さんて謎ですよね」「二ノ宮くん。彼女の霊能力は本物です。信じて除霊をうけましょう！」真由ってば、男だけじゃなくてトラブルまで惹きつけるようになっちゃった？おあいにくさまな短編集第２弾はＨラブコメ・スリル風。峻護、命かけます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ARI]

やっぱり短編集平和だ！ 作者から出番が与えられずあとがきでいじられる青髪クソお嬢様、もうそのままあとがきの番人してればいいと思います！ 短編集自体は、真由の天然真っ直ぐな性格が存分に発揮されたコメディ話が多くて読んでいて非常に楽しいです！　逆にコメディやや薄めでも、真由が日頃お世話になっている二ノ宮くんに何かプレゼントしたいと一生懸命悩んで、ちょっととんちんかんな方向になっちゃうみたいな可愛いお話も短編ではいいですよね！

2024/05/06

[和泉冴]

相も変わらずの短編集。しかし、1巻より勢いが増してて面白い。40P程で収められている短編でここまでの勢いと簡潔さは読んでいてスッキリする。バーゲンのお話、プレゼントのお話、そして短編なのに続くと言うある意味の暴挙はよかった。最後に出てくる麗華話はおあいにくさまの恒例になるのかなと思ったり。だったらちょっと残念。読んでて楽しかった。

2013/02/14

[みや]

なにかと皆さんハイスペック

2008/10/27