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内容説明
やさしい声が、待ち焦がれていた声が。宙の向こうから聞こえるその声に、冬湖はじっと耳を澄ます。その様子が、雫は不安でたまらない。アウターシンガー第二段階に誰よりも近い冬湖。自分には見えない、遙かな高みを見つめている親友。(大丈夫。今はまだ冬湖は私の近くにいる)夢見るような冬湖の瞳に胸騒ぎを覚えながらも臨んだ、WG準決勝。“ジュライ”の前に現れたのは、宇宙に消えたはずの枕井夫妻―冬湖の両親だった。「お父さん、お母さん。ここは寂しい。私もそっちに、行きたいよ」一方、雫の兄・恭介もまた、ある目的の為にソラと共に地球に降り立っていた。一緒にどこまでも行こうと誓った雫と冬湖。けれどその約束は、果たされないのか。スペース・ファンタジー第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
12
能力のインフレーションも、物語の壮大さに比しているので、気にならない。さて、ラストへ!2020/06/27
せんにん
3
ワールドグランプリ三回戦を勝ち抜き準決勝へ進出する雫たち<ジュライ>。準決勝で当たる相手は、くじら憑きと思しきアウターシンガー。そしてその人はなんと……。第3巻。ストーリー展開がとにかく朧気で抑えづらいのだが、シリアス分が増えてきて楽しくなってきた。後半は超展開すぎて流し読み。いよいよ次でラストか。2023/12/31
2kz1
1
テーマの移り変わり、とゆーかたぶんこっちが本当のテーマだったのだろうけど、その大風呂敷広げてる感がよい感じ。きちんと適度な緊張感を持たせられているのもよい。2011/11/05
ABCorenge
0
この世界の子供は異常に精神年齢が発達してるような気がする。2017/06/03
タタリ
0
またしても超展開笑 てか、第二段階アウターシンガーってもうちょっとマシなネーミングなかったのかw2013/07/10