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内容説明
(ヒバナ。おれだよ。…セツナだよ)彼は、自分を見上げる少女にそう告げたかった。奇跡的な再会を遂げたヒバナの、その変わらぬ澄んだ瞳が、少年の心を激しく揺さぶる。だが、少年の口が開くことはなかった。なぜなら、彼はもう、ヒバナが愛したセツナという人たる存在ではなかったから。禍々しい漆黒のボディ。赤い隻眼。尖った爪。まるで悪魔のような、鋼鉄の巨人。それが、今の彼の魂の器―特殊VG・通称アンタレスだった。(もう、おれは君を幸せにできない)超文明時代の遺産をめぐり、人々が人型陸戦兵器VGを駆って争う極寒の未来。不運な恋人たちの切なく狂おしい想いを乗せ、いま、魂のドラマが始まる―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
decuno
1
ロボになっちゃった新造人間な感じなおはなし。こういう設定好きな人ならおすすめかなあ・・・ 2010/12/23
mahamu
1
鋼鉄の機械に無理矢理インストールされ人間で無くなる少年、変わり果てた故に目の前のロボットが婚約者であったことを知らずに接する少女。人間に戻れない少年は最後にどういう決断をするのか気になります。次巻欲しいのですが、なかなか売ってないのですよね・・。2010/06/19
はるひ
1
読んでて悲しいし切ないし、辛かった。2巻以降を兄の部屋から発掘しないと(笑)2009/07/20
まっすー
0
☆☆☆☆2010/01/13
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