- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
神国グラディウスに必要なのは女王ルビーウルフの血筋だ。彼女に直接それを言う者はいないけれど、誰もが急かす気持ちを抱いている。ルビーウルフにはそれが匂いでわかる。だが、ジェイドは違った。いつだってルビーウルフの意志と自由を尊重してくれている。今になって気づいた。自分はジェイドに甘えていたんだと…。―ジェイドが失踪した。国の建て直しをかけた大工事の視察で、ルビーウルフ一行が訪れた西域の地。そこの領主ハリスの娘クラリッサとともに女王の魔導騎士が姿を消した。駆け落ちかっ―!?そんな事はない!と否定しながらも、激しく動揺するルビーウルフ。果たしてその真相は?狼王女を襲う、愛の嵐!―の予感。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とんかち
1
いままであまり意識していなかったお互いへの気持を考え始めています。この巻のイラストはいいですね。ルビーウルフのその時その時の感情がすごく生き生きと表現されています。とくに表紙が良かった。2009/12/04
真林
0
今回の悪玉の行動は国のためを思ったが故の行動だったためにこれまでと違い割とすっきり読むことができました。悲劇的な結末を迎えましたけどね。ただこれまでの話が国家規模だったので個人を狙った今回の話はそこまで盛り上がらなかったのは残念。2015/05/19
もみち
0
【再読】『盗賊だろう? わかっているさ』、『ジェイド様は陛下をとても大切に思っていらっしゃるのですね』『それが騎士というものです』、『あら、じゃあジェイドはルビーの主人ということになるわね』、『お前はあたしの騎士だよね?――だったら、もう勝手にいなくなるなよ』2013/07/31
K-Wing
0
正直テレジアは「でっ?」ぐらいの感想しか出てこなかったんだが。 やっぱりルビーウルフが女王?盗賊団の頭領?やってる意味がよくわからん。2013/05/26
ちゃか
0
結局どうしようもない想いに囚われてる人もいるってことなのかねー。最後の終わり方が少し切なかったかなー。まぁ、自滅したと言い換えられるけど、それは流石に可哀そうか。2012/02/10
-
- 電子書籍
- 新井理恵劇場 猫山さん【#強すぎヒロイ…