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内容説明
「わたしに勇気をくださいませんか?戦う…勇気です。命をかけて…」少女はリウイを見つめ、抑揚のない声で言う。リウイはその瞳の奥に、彼女の決意を見てとった。魔法王の鍛冶師ヴァンが鍛えた聖剣を求め、リウイが訪れたのは小さな村。そこには、かつて魔精霊アトンを倒すために造られた巨人像の伝承を守り続ける部族が暮らしていた。その中で巨人像を動かすための神子マウラにリウイは出会う。「わたしは…世界を滅ぼす魔力を…倒します…」伝承に縛り続けられる部族。その呪縛から村を解き放ちたい。少女の願いに、魔法戦士は立ち上がる!魔精霊アトンがついにその姿を現す、リウイ・サーガ最終章、第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
barcarola
5
アトン戦。なのだが、こんなに早く大団円を迎えられるはずもなく、盛り上がりという点では今ひとつ。まぁ、ある意味リアル(?)ではある。2022/12/24
空猫
4
再読。世界共通の災厄・魔精霊アトンの情報を隠すので、争っている場合ではない者同士の紛争に巻き込まれるリウイ一行。効率が悪い。西方の国に来てから、軍師ルキアルの陰が薄いけれど、この人はアトンのことを知ってたり、利用してたりするのだろうか? さて、各巻の話はそれぞれ分かるが、全体としては、最終目的を中断しては眼前の問題に労力を割いてしまう。結果として意外にも目的に合致するからいいけれど、優先順位を間違えている。ただRPGの勇者ってこういう急がば回れが多いかも。大義の前に小事を捨てる勇者でも良いと思うのだが。2014/09/01
ともぞう
1
最終目的?ラスボス?のアトンへの初挑戦。 2016/08/16
空猫
1
初読。2008/03/20
オルガ
0
今回の冒険は草原の国ミラルド。またもや国同士のトラブルに巻き込まれるリウイ一行。これはもうお約束だね。昼行灯みたいな外見で実は切れ者という王様がなかなか格好良かった。ラストでゴーレム倒されちゃったけどファーラムの剣見つけてから一緒にアトンに戦いを挑めば良かったんじゃないのかなあ。お気に入りはグラスランナーの「うにゅ」。バブリーズ懐かしい2013/09/16