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内容説明
炎が舞い。雷が走る。剣戟が、裏路地に響き渡る。すべてはケータイに入力したコードによって引き起こされる超常。高校生の少年―光也は、つばを飲み込む。ここで闘い、勝ち残る。それが、自らに課せられた唯一の使命だと。日常を覆う倦怠感。泥のような毎日に退屈をしていた光也は、ケータイに送られてきたメールに誘われるように謎のゲームに参加する。「Innovate」―革新という名のゲームは、人にある力を与え、互いに争わせる究極の娯楽、そして出口のない命のやりとりだった―。少年と少女たちが戦うサバイバルゲームを勝ち抜くものは!?複雑に絡み合った謎の向こうに待つ真実とは!?第17回ファンタジア大賞特別賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうづき
2
2006年の作品。電話でドンパチ、略して電蜂。携帯にコマンド打ち込むことで魔法や能力を発動させて戦い、レベルを上げてクリアを目指す命懸けのゲーム。理不尽な世界を人はいかに生きるのか。▼「メール本文に命令を入力」というスタイルに時代を感じます。いま書いたらきっとスマホアプリ型になるのでは。でも画面見ないで入力するのはガラケーの方が楽そうだよね。展開や雰囲気にも時代を感じます。昔のゲームものにはつきまとっていた、ゲーム的なもの、デジタル的なものへの「畏れ」みたいなものがある気がする。良かったです。2015/02/13
ただの猫好き
1
再読。構成しっかりしていて読了後に何とも言い難いものを残す、新人とは思えない作品でしたがこの人の次回作がアニメ化もしたあの作品とは。このゲームを作り出した人間は、メッセージ性が乏しく人を苦しめ弄びたいだけにしか見えないんですが、裏設定とかどこかにないですかね。その辺興味あったり。2020/02/09
ヨーク
0
携帯でドンパチ、設定は面白い http://blog.livedoor.jp/m_yossy_m/archives/50764343.html2006/12/15
レンズマン
0
なんとも盛り上がりに欠けるなあ。2010/02/20
nawade
0
★★☆☆☆2006/01/20
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