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内容説明
僕は“世界”を滅ぼしている。僕のせいで天使が滅茶苦茶に壊す、僕の住む街。僕のせいで死んでいく人達。椎堂密という存在は、罪悪でしかない。それでも僕は生きることを選ぶ。騙して、偽って、何を犠牲にしてでも、“あの人”と再び巡り逢うと決めたから。なのにきみが、僕の中にノイズを起す。契約で僕と恋をするサクヤ。僕の望みを叶える道具でしかない、対天使兵器の少女。迷いのない彼女の瞳が、僕のココロに、不協和音をかき鳴らす…。でも。サクヤに世界は救えない。―僕を殺すのはキミじゃないから。壊れかけた世界の片隅で。世界を滅ぼしながら死ねない僕と、僕を殺して世界を救いたいサクヤの恋は続く。これは二律背反にして、唯一無二の、世界を揺るがす恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PSV
17
1巻なのに2巻というのは、ちょっとどうかと…と思ってたら、あとがきで作者も気にしてたカオス。はい、2巻です、1巻という名の。妹を壊すあたりが、なんか痛々しい。主人公、鬼畜。仕方ないんだけどね。双つ名とか、色々出てきて、ほんのり西尾維新臭。まあ、あれほど疾走感もないけど、そのぶんラノベっぽさがあり、厨二臭くて悶え死にそう(笑)にゃみ可愛いよにゃみ。 ★★★☆☆2012/12/20
すかわら
2
一巻じゃなかったっていう2015/08/04
Makos
2
スネてるにゃみちゃんもプリンなサクヤもかわいいです2014/11/16
ym_
2
相変わらず主人公に感情移入は出来ない。まだ中学時代の話のほうは出来る…かなぁ? 人間ぽくて、という意味では。過去と現在の話が入り混じりすぎてわけがわからなくなる…//二つの意味で一歩前進。これからどうなるのか、先が気になる。2010/05/28
叔嗣(しゅくし)
1
儚く健気な妹を壊した時点で主人公は永遠に苦しんでいたらいいと思った(ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ2012/11/23