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内容説明
夕菜と凛の仲がおかしい―。山中での逃走劇は、少女たちの心に深い爪痕を残していた。和樹と玖理子は、ふたりを仲直りさせようと食事会の計画を立てる。一方、夕菜の護衛役でもある担任の伊庭かおりのもとには、“賢人会議”のあらたな工作員の情報がもたらされていた。そして食事会当日。“彼”の魔手は夕菜に襲いかかる。夕菜の失踪を知った和樹たちは、元工作員のディステルとともにお台場に向かうのだが、そこで待ち受けていたのは…。超人気作の外伝的長編、第3弾。猟犬が、ついにその牙を夕菜へと向ける―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲシャン
3
久々長編3冊目。前巻からのせいでユウナと凜との関係がギクシャクに。二人が仲直りしようと歩み寄る中で再び敵の攻撃が。もう敵がどこに潜んでるのかわからない状態なのですね。そしてかおり先生が敵になるというエンドで次がどうなるのか少し気になるところです。2014/04/23
青豆
2
仲直り食事会までの一週間。。。作者曰くスピード重視でストーリーを進める事に主眼を置いてるとの事ですが(笑)かおり先生押しです。2016/09/29
ARI
1
前回の襲撃から心の傷も言えないままにやってくる新たな資格。夕菜の過去と、彼女が友達に対して抱える不安と喜びが語られた上で、そんな彼女の不安を押し広げようとする幻覚による攻撃はこれ以上ないほどに痛烈。 前回のような直接的な鋭い怖さではない、じわじわ迫り上がるモノがなんとも言えない恐ろしさでした。事態の急変に伴い、かおり先生も戦うしかない状況になり和樹たちの敵として立ちはだかるし。 果たして次回でどんな結末が待っているのか。2023/09/17
nawade
1
★★☆☆☆2005/11/20