- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
内容説明
百川ははてしなく不機嫌だった。彩の行動がどこかおかしい。親友の芹也と二人で何やらコソコソしている。いったい二人で何を!?あらぬ妄想が頭に渦巻く百川。彩に探りを入れても「私たちを覗いてたの!?百川の変態!」とブチ切れられ、もう一人の親友、奈生に聞いてみても「もう。百川くんってば子供~」と言われる始末。人間から「最凶の天使」と呼ばれ、恐れられる百川も、精神攻撃には弱かった!?(「緑の丘の夕食」より)。書き下ろし4編の大ボリューム+百川の少年時代を描く「白い雪の後で」、3人組の香港での日常を描く「青空色の名前の少女」も収録。