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内容説明
「別れてちょうだい!」突如レイオット邸に響き渡る女の罵声!!生きることに絶望している男にも、ついに生臭い修羅場がやってきたか!?声の主は、ナレア・シモンズ。無資格魔法士レイオットの監督官であるネリンの妹だ。ナレアは、エリートである姉の側にレイオットのようなだらしない男がまとわりついていることが我慢ならないらしい。様々な手を使ってレイオットの正体を探ろうとするナレア。そして浮かび上がるレイオットの真の姿―。本当のことは、いつだって目に見えないもの。レイオットの日常と非日常を描く、初めての短編集、登場です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
永山祐介
3
ナレアは非常にまっすぐな子で良い感じですね。あとは、フィリシス・ムーグとレイオットの馴れ初め(違)のお話なんかあったりして(ナレアが聞き出す、という設定)面白かったです。2004/11/22
toriko
2
ネリンさんの妹さんの出現。基本的に短編なので読みやすいです。いたね!この革命家!これだけ出張っているのに本編ではまったくレイたちに認識されず消えてかわいそう。フレッドとここで面識もったのかと納得なんですが、あの、本編でもその旨きちんと触れていてくださいよ…いきなり知り合いになっていて、まぁ番外編にでたんやろ、とは思いましたが。2017/06/14
megyumi
2
6巻プラス短編集1巻。以前挫折した巻数まで辿り着いた。「人間の暗黒面」を追求した作品としてはありがちなキャラの類型感はあって、それなりに心理描写に割いてるのに全然人物への理解が深まった気がしなかったんだけど、6巻のゲストキャラは内面を書き込まないことでかえって奥行きが出てるような気がした2014/04/22
ぎお
2
ストレイト・ジャケット短編集。このシリーズを読むのは久々だ。今巻の主役はネリンの妹・ナレア。五つの短編すべてに登場し、色々と活躍する。かなりグロい描写があったり社会の影なんかも描かれたりする中、よくも悪くも真っすぐなナレアが作中でも、読み手から見ても大きな救いになっている。カペルと一緒のシーンは頬がゆるむ。シモンズ姉妹はカペルに良い影響を与えまくっているな。あとがきにあった、レイオットに子供たちがカルガモ親子のようについて行く話も見たかった。2014/04/24
nao
2
妹登場。本編にも出てくるので発売順に読むことをおすすめ2013/06/14
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