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内容説明
銀河帝国末期、後の世に殺戮集団として悪名を残した若者たちがいた。歴史に描かれる彼等は、皇帝に忠誠を誓い、暗殺・拷問は朝飯前の恐ろしい奴ら。だが、その実態は―。銃を構えた革命家たちに囲まれていながら、そっちのけで珍問答を始めるようなうつけ者たちなのだった。「阿呆たれ!アルロン、何やってんだ」「ベレズ先輩、僕は自分の故郷を悪く言われたら怒ることにしてるんです」「全然、怒ってるように見えねーよ」「怒ってますよ、ほらこんなに」「見えねえよ」自分が信じるもののために生きた男たちの不器用な生き様を、時に可笑しく時に哀しく描き出す、ボケツッコミ青春グラフィティ、ここに登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
2watoyo
1
1X年ぶりに読み返しても好きでした^^;(それでいいのか、という気がしないでもない^^; もしや懐かしさとか色々でさらに楽しくなってる…?)古風な言い回しとか、会話が茶番とか、小突き合いしつつ信頼しあっている集団とか、敵の度肝をぬく戦闘方法とか(当人たちには当たり前)、主人公いい子だよね先輩にしれっと辛辣なとこも好きだよ、とか、2巻以降知ってるからこそだけれど、離れていても、結ばれなくても、真摯に互いを思い合っている姿がね……今となっては、帝国が終わるごたごたに紛れて、実は救い出して…なんて夢想をするばか2015/11/22
みるく
0
この巻だけイラストレーターさんが違うということに、今初めて気がついた(>_<)2016/05/08
永山祐介
0
主人公の「そう在りたいから、そうするんです」という感じの台詞が好きだなあ。2002/07/18
シャル
0
愚連隊による歴史の裏側での大暴れの話。大暴れといっても派手な戦闘シーンよりは、政治的な駆け引きがメイン?最後の語りが彼らに待ち受ける運命を現していて、色々と先が読めなくなる2010/06/21
彩雲
0
誇り高き愚者?愚者だからってDQNにするなよ。。2009/10/09