富士見ファンタジア文庫<br> エンジェル・ハウリング〈3〉獣の時間―from the aspect of MIZU

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富士見ファンタジア文庫
エンジェル・ハウリング〈3〉獣の時間―from the aspect of MIZU

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829113837
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「なんでもできる身体が欲しい?」ミズーを呼び止める一人の女。(なんなのいったい?)視界の真ん中に立つ女は、真紅のマントをまとい、赤い髪をたなびかす。そして…自分と同じ顔。だが自分はここにいる。だとしたら、自分が自分なら、目の前の女は…。辺境の村、5人の黒衣の前に自ら姿を現したミズー。絶対殺人武器としての技能のすべてを賭け、ミズーは帝都の守護者たちに闘いを挑む。だが何かがおかしい。無言のはずの黒衣が言葉を発し、火焔の獣精霊が消滅してしまった?ミズーの記憶の中で、激しく響く鐘の音。滅びた都市と死んだはずの女がミズーに迫る!“ミズー編”第2幕、いよいよ登場。衝撃は想像を超える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

30
闘いが日常そのもののミズー。彼女に「平穏」の二文字はない。四巻へ。2016/01/19

のれん

9
今作は描写的にはデビュー作に近い作風がある。 他者を信用できない苦痛が生きている間続く世界。その上で複数視点での不明な設定を見ていくので非常に世界観が掴みづらい。決して読みやすいラノベではないと思う。 ただミズーが自らの境遇に複雑な怒りを向けて、その感情への恐怖だけは会話から伝わってくる。 説明をせずにキャラの心情を伝える文章のリズムはこの流れだから出来ることでもある。 そして人物関係に関しては中々引きが良い。W主人公は時間軸を合わせて交互に見ていくのでむしろ奇数偶数で読んでいくのも面白いかも知れない。2021/10/10

ナカショー

4
ミズー編第2弾。戦闘に次ぐ戦闘で休まる暇がない。ミズー編では殆ど戦闘しかやってないんじゃないかと言わんばかりの戦闘の濃さでミズーの今後が少し心配。まだまだわからないことだらけでどうなっていくのやら。2020/11/19

高島津諦

2
面白かった。引き続きストーリーは謎だらけなわけだけど、この巻はアクション大目だったのでストレスを感じず楽しめた。場面が重なるところを2巻と読み比べると面白い。ミズーが、絶対殺人武器でありながらとても人間的に、言い換えれば沢山弱さを抱えているように見える。それにしても、一巻の初戦闘で重傷を負って、それからここまで、万全の状態で戦ったことが一度もないってのも凄い作りだ。どうでもいいが、ミズーが捕らえられた所に投げかけられる「どうだ。答えたくて仕方がないようじゃないか?」は何度読んでもエロ同人を連想する。2009/05/08

シロツメ

1
ミズーが育った場所とか、一巻の最後の続きなどフリウ編では分からなかったことが補完されていった感じ。そんな感じで読み進めていったらエピローグの妻で「!?」となったので早く続刊を読もうと思った。2020/01/08

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