内容説明
成鷹はさらに深く、女の中に身を沈めていく。黒姫は勧喜の声をあげて狂おしく身もだえした。その瞬間、神殿全体が大きく鳴動した。「われこそは日本の国を統べる北斗黒帝なるぞ」神殿に声が響きわたった。平泉で強敵、千頭王鬼を倒した西行は、なおも北上し出羽三山、津軽へと旅する。そこには北斗七星形に闇の神社が配され、奥州の真の支配を復活させんとする企みが待ちうけていた…。期待の大型新鋭が放つ渾身の時代伝奇小説第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
56
西行がヒーロー役をやっているという点で西行ファンとしてはひたすら楽しく読んだ。西行の祖先や経歴が大筋部分では辻褄が合っているのでめっぽう強い西行を楽しめた。2020/06/03
Steppenwolf
0
前作は,西行の旅の必然性に疑問を感じた。本作では修行の旅の続きとはいえ出会った悪と戦うという冒険行の理由が明白である。かつての先住民族の呪詛を利用して西行の師匠の弟弟子が日本制服を企むというある意味壮大なスケールの話である。ただノベルスから文庫化された作品なのでそれほど詳細な内容になっていない。それが故に悪者はただ悪という感じで単純に感じる。また登場人物によってはもう少し話を膨らませることが出来るだろう点でマイナスであった。久しぶりに富士見書房時代文庫に古書とはいえ出会えたのは懐かしかった。2009/08/06
冬至楼均
0
驚愕の超古代史。2013/04/23




