内容説明
ロシア革命で消えたニコライ２世の第４皇女アナスタシアを自称したアンナ・アンダーソン、一人牢獄の中で暗澹たる人生を送ったマリー・アントワネットの息子ルイ１７世、「ヨーロッパの孤児」と呼ばれた謎の少年カスパール・ハウザーほか、歴史の闇のなかに葬られ、今なおその存在の真偽のわからない人々のミステリーにせまる。
目次
鉄仮面の正体は！？
ルイ一七世はすり替えられたのか
バイエルン王国を震撼させた少年の謎
皇女アナスタシアは生きていたか
教皇ヨハネ・パウロ一世は暗殺されたのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナ
6
この方は面白おかしいネタで書かれることが多いよなと今の歳になってようやく気づく。ミステリーがそもそも苦手なのもあるけど、読むのがしんどかった。そして結局わからんのかいっ！と突っ込んでしまう終わり。あなたはどう考える？と人の説をあげて紹介するだけでは面白味は少ない。2022/01/22
ぼちぼちいこか
2
「鉄仮面の正体は!?」「ルイ17世はすり替えられたのか」「バイエルン王国を震撼させた少年の謎」「皇女アナスタシアは生きていたか」「教皇ヨハネ・パウロ1世は暗殺されたのか」以上5編の短編が収録されていた。内容は芸能週刊誌程度のもので、憶測でしか書かれていない。得るものは何もなかった。でも、今まで「ローマ法王」と認識していたが「教皇」が正式であるという事を知った。2014/04/25
