福武文庫<br> 天下の旗に叛いて

福武文庫
天下の旗に叛いて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784828857596
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

室町幕府に抗して滅ぼされた四代目鎌倉公方足利持氏の遺児たちは幕府軍に追われる流浪の身となっていた。下総国の豪族結城氏朝、持朝父子は義によってこのかつての主君の子を擁し、天下に叛旗を翻す。押し寄せる十万余の大軍を相手に、わずか一万の軍勢は果敢に戦い続けた。室町時代中期、関東を揺るがせた大いなる叛乱。戦場に展開するさまざまな人間模様を描く歴史長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

1
結城合戦です。 永享の乱で敗れた鎌倉公方・足利持氏の遺児、春王丸、安王丸、永寿丸を奉じて、関東の名族・結城氏朝、持朝親子が幕府に挑みます。 この後、義教は関東の平定の祝いに赤松家に招かれ、殺されちゃうんだよね。 しかし今まで結城家は家康の次男の秀康が養子に入った家だとは知ってたけど、よく知らなかったな~。 「死にいそぎはいさぎよく、壮烈ではあるが、武士にとっては敗北を意味する」と知りながら、義のために壮烈な死を遂げる持朝に共感してしまうんだな~。 2009/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1602458
  • ご注意事項

最近チェックした商品