ホット・ジャズ・トリオ

ホット・ジャズ・トリオ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20X13cm
  • 商品コード 9784828840260
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

101
これは凄い!こんなに面白くて、シュールな小説にめぐり会うことはそうないと思う。映画「E・T」のノベライゼーションで有名な作者が書いた素晴らしい3つの幻想小説。おもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかなイメージの洪水に圧倒される。特に「ジャンゴ・ラインハルトのブルース」が素晴らしい。1920年代のパリが舞台で、コクトーやピカソ、サティと言った有名人も登場する。何より面白いのは箱が人のように生きていることで、女性に恋心を打ち明けたりする。難しいことは考えずに、物語の中に入り込めば至福の時間が待ち受けている。2017/11/20

ベック

2
面白いか、面白くないかと言われれば、面白くない。2009/11/06

Mark.jr

1
ジャンゴ・ラインハルト、ジャン・コクトー、さらにピカソまで幻想的な世界で冒険を繰り広げる「ジャンゴ・ラインハルトのブルース」など、胡散臭いサーカスみたいな短編3つが収録されています。ジャズはジャズでもSun Ra的フリージャズといった感じです。2019/06/29

hirayama46

1
150ページほどの中編と15ページ、50ページほどの短編を収録。メイン・ディッシュである「ジャンゴ・ラインハルトのブルース」からして難解で、ボックス・マジックで異世界にいったり、シルクと会話したり、コクトーやピカソも出てくるしでわけがわかりません。こういうのをシュールレアリズムというのかなあ、と思いました。アンドレ・ブルトンの名前も出てきますし。/「ナイル川のブルース」は箸休め的な小品。「貨物列車のブルース」もかなり難物。奇妙な三人組のロード・ノベルですが、意図がわからない何かが山積みであります。困った。2012/02/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/61321
  • ご注意事項

最近チェックした商品