内容説明
妖精―ある時は愛らしく、ある時は不気味で恐ろしい、神秘的な存在。この本は、そんな妖精たちのさまざまな姿を、美しい絵と共にわかりやすく紹介する、妖精の国への絶好の案内書。
目次
1 妖精を見たいときには
2 妖精の本質
3 妖精のまどわしの術
4 妖精の伝承のはじまり
5 取り換え子
6 トロール
7 妖精の饗宴
8 水の精
9 エルフ
10 妖精の駿馬
11 妖精の遊び
12 バレエの中の妖精
13 ゴブリン
14 東洋の妖精
15 妖精から身を守るお呪い
16 妖精の植物
17 ローレライ
18 妖精の宮廷
19 ブラウニー
20 天の川
21 妖精の輪
22 ドワーフ
23 妖精の住み家
24 魔法の島
25 現代の妖精
26 妖精は去っていく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
卯月
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再読。文章少な目でサラリと読め、図版が非常に美しく、眺めていて楽しい1冊。「妖精を見たいときには」「妖精のまどわしの術」「取り換え子(チェンジリング)」「妖精から身を守るお呪い」等々、妖精関係の基本知識を知ることができる。ただ、アイルランドの妖精やらドイツの妖精やらが入り乱れて登場し、紹介される妖精もそんなに多くないので、百以上いるらしい妖精の種類を辞書的に知りたい(私はその目的で購入)場合は向かない。項目があるのはトロール、エルフ、ゴブリン、ブラウニー、ドワーフ。訳者が紹介している他の本も読んでみたい。2015/05/09
小林ミノリ
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妖精の国にまつわる事象を美しい図版と共に紹介、小さく儚い者達の営みと、黄昏の国での作法、じつに完成度の高い妖精学入門。
cranna
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世界の様々な妖精について簡潔に簡易な文章で語られ、妖精を知る上でとてもいい本だと感じた。 2022/10/25